りきのほぼ日報

テーマに合わせて500〜800字のコラムを書く。もちろん日報なので平日のみの更新。土日のサビ残はしない主義です。

2019/11/14 香水つけてる日ってなんでもできそうな気がする

今朝、僕が出勤する直前になってバカ犬が大暴れをかまし、僕に噛み付いてきたため出発が遅れた。そのため普段乗っている京葉線で東京駅に向かう電車に乗ることができず、嫌々ながら総武線で仕事先まで向かうことになった。僕は持病の影響もあり、電車が苦手だ。朝の総武線のような乗車率100%を超えてくる電車は尚更である。ごちゃごちゃしてるし、乗ることを考えただけで動悸がしてくる。

今朝も体調が崩れていくのを感じながら総武線に乗っていたところ目の前のおじさんがめっちゃ臭かった。

「え、くっさ!」

と心の中で叫ぶくらいには臭かった。

加齢臭なのか口臭なのかワキガなのかはわからない。ただとにかく臭かった。

 

思えば僕はいわゆる”匂いフェチ”なのだろう。

昔から匂いには敏感な方だ。周りの匂いはもちろんのこと、自分の匂いも気にしてしまう。最低限自分はいい匂いをさせていたいので日頃から香水は欠かさず持ち歩いている。

 

話が変わるが僕の友人で秋のほんの一時期だけ金木犀の香りの香水をつける子がいた。その子は本当にその時期しか金木犀の香水をつけないため、いつまで経っても減らず、毎年秋になると”金木犀の女”になるのだと話していた。

 

僕はその感覚がとても羨ましいと思った。

正直な話、男って季節を気温と食でしか感じることができない生き物なのだ。

今日は寒いからあのコート引っ張り出そうとか、コンビニでおでんがはじまったな〜とか、そんなことしか考えていない。

「鍋の季節」って単語も絶対作ったのは男だろうな。

 

でも「金木犀の時期」だったり「梅の花の香り」だったり匂いで季節を感じる感性を持っているのはいつも女性な気がする。

 

様々なものから季節を感じて、いろいろな形で季節を表現する。その感覚を僕も身に付けたい。