りきのほぼ日報

テーマに合わせて500〜800字のコラムを書く。もちろん日報なので平日のみの更新。土日のサビ残はしない主義です。

2019/12/4 僕の本当の気持ち

本当の気持ちってどこにあるんだろう。

 

そう考えたことが誰もは一度はあるはず。

 

僕の中の本当の気持ちは僕の中にしかないと思っていて、誰かの前で言葉にした瞬間からその気持ちは僕の手から離れた無責任な気持ちになると思っている。

 

抽象的すぎて何を言っているかわからないだろうから例を出そう。

例えば僕がAちゃんのことを好きだったとする。それをずっと僕が自分の中に秘めていていざ告白のタイミングではじめて言葉にする。それは僕の本当の気持ちだと思う。

 

しかし僕がAちゃんのことが好きで、それを親友のBくんに相談したとする。そしてBくんからアドバイスを受け、その末にAちゃんに告白する。

これは僕の本当の気持ちだとは思えない。変にめんどくさい性分だとはわかっているが、Aちゃんへの気持ちをBくんに相談した時点で自分の気持ちにBくんの意見が混ざり込み、Aちゃんへの気持ちは純粋に僕の本当の気持ちではなくなってしまうのではないのかと思ってしまうのだ。

 

もちろん人に相談した方が簡単に物事が進むことは確かだ。しかし何でもかんでも相談するべきではないと僕は思う。

 

進め途中の企画で内容に不備が見つかったらすぐに相談すべきだ。でも恋愛相談はすべきでない。好きなら好きで心の中で硬く決心していればなんら問題ないのではないか?振られようが好きでい続ければいいのではないか?僕はそう思ってしまう。

 

僕自身、恋愛相談に乗って欲しいと言われることが度々あるが、なるべく僕個人の意見が混ざらないように客観的にみた意見を述べるように気を使っている。

 

現代において人への相談は気軽になった。LINE1本ですぐ相談できる。ただその代わりに本当の気持ちが減ってきているのではないだろうか。自分の気持ちは大切にすべき。人を頼る際の分別をつけれるようになりたいと僕は思う。